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Lesson

レッスン内容

SharingYogaPilatesのレッスンメニュー

SharingYogaPilatesでは主にヨガ・ピラティス・ヨガセラピーの3つのメニューをご提供しています。
いずれのメニューも、自分で自分の心身を改善できる力を高めていくことを目的としております。
気になるメニューについてはぜひお問い合わせください。体験レッスンも実施中です。

ヨガ

どのような種類のヨガでも自分の内側の力を引き出すために役立てることができます。
「体が硬くてもできますか?」「運動が苦手でもできますか?」このように質問されることがよくありますが、ヨガは誰もがその時のご自分の柔軟性や筋力に合わせて実践できて、心身の自由度を高めることが可能な、一つひとつが地に足のついた現実的な方法です。一部の人たちだけが実践する謎めいたものではなく、摩訶不思議な要素はありません。
当教室は、決められたプログラムや特定の流派に沿って指導するのではなく、実践する人に必要なことを見極めたメニューを提案します。その時のあなたの目的に合わせて、心身の疲労回復を目的としたリラックス系のヨガも、ダイナミックな動きのあるヨガやアクロバティックなポーズに挑戦するヨガも実践できます。どのような種類のヨガでも、ポーズを優先して過度な負荷をかけてしまい体を損なうことがないように、自分を置き去りにしないことが大切です。自分に深く集中すれば、適切な負荷になっているかどうかを知ることができます。これは、〈自分をより理解するためにヨガを実践する〉ことにつながります。
例えば、アクロバティックなヨガのポーズそのものは目的ではないのですが、それができるようになるプロセスには、心身の自己制御力の向上が含まれます。同じように、ポーズの美しさもヨガの目的ではないのですが、心身の自己制御の結果として自然に調和のとれた形があらわれることも事実です。それらは、実践する人の成長過程で必要なものであれば挑戦する時が向こうからやって来ることになるでしょう。
ヨガは、その時の自分に寄り添うように実践することが可能な豊かさを備えています。皆さんにはその豊かさを体験していただきたいです。日を追って便利に、同時に複雑になっていくこの世界に生きる私たちが未来の苦しみを生じさせなくていいように、どのように心身をメンテナンスしたらよいのかを示してくれる先人からの智慧がヨガにはたくさんあります。
心身の成長過程に合わせて必要なことが変化していきますので、同じところにとどまる必要はありません。何歳からでも変化しますので、心身の自由度を高める過程を楽しんでもらいたいと切に願っています。

ヨガのイメージヨガのイメージ2

ピラティス

現在広まっているピラティス・メソッドは、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティス(1880-1967)が考案し〈コントロロジー〉と名付けた身体調節法です。ジョセフ・ピラティスは、第1次世界大戦時にイギリスで捕虜となり収容所に抑留されていた期間に仲間の健康回復を助け、世界的なインフルエンザの流行で何百万人の命が奪われる中でも彼の仲間はこの病に倒れなかったと言われています。
また、寝たきり患者のためにベッドのスプリングを取り出してエクササイズの器具を作るなど、単に寝ているだけの看護ではなく合理的なトレーニングによって体の深層筋に働きかけて負傷から早期回復ができるよう助けました。
ピラティス・メソッドがリハビリとしてだけでなく、アスリートやダンサーなどのトレーニングとしても幅広く取り入れられてきた背景には、どのような肉体的コンディションの人であっても、その段階に適した肉体の制御力を向上させることで身体機能を高めていける安全かつ効果的なエクササイズ法だと認められてきたこともあるでしょう。
実践する人の目的が「引き締まったボディラインを手に入れたい」「身体を機能的に鍛え、整えたい」など、どのような目的であれ、J・ピラティスの〈コントロロジー〉が目指したのは、本来の身体の機能を向上させることによって実践する人の生活の質(quality of life)が向上することでもあります。
J・ピラティス自身が幼年時代に苦しんだ様々な病を克服し健康体となった経験や、その後も東洋と西洋の身体訓練法を研究し単なるエクササイズではない体と心の調和を強調していたことなども、ピラティス・メソッドの原点だと言えます。

ピラティス、ヨガ、ヨガセラピー、何であれ、その入り口は違ってもそれらの心身のトレーニング法によってクライアントの皆さんが目的を達成する先に、皆さんの快適に過ごす毎日があることを目指しているという点では共通していると思います。

当教室では、マット・ピラティスを実践しております。マット・ピラティスのメリットは、セッション中に実践したことを道具を使わずにわずかなスペースでご自宅でも実践できる点です。クライアントの皆さんの目的に沿ったエクササイズメニューを提案いたしますので、できる範囲で実践していただくことは目的達成への近道となります。

【ピラティス・レッスンに興味を持たれたら、まず最も安価に体験できるピラティス講座がございます。ボランティア団体(ピラティス・ヨガ友くらぶ 代表 大戸晴美様)主催のピラティス講座が毎月第二日曜(変更もあります)午前10時〜11時半(要申込)に荒川区の公共施設で開催されており、当教室代表が講師を務めておりますので、お気軽に問い合わせください】
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ヨガセラピー(ヨーガ療法)

伝統的ヨガの聖典に散りばめられている智慧を活かし、心身の課題を解決できる力を養っていくヨガセラピー(ヨーガ療法)。
身体機能の回復だけではなく心の安定や良質な睡眠など、精神的な健康を向上させる意味でも効果的です。
たとえ、体と心の制御能力が高い人であっても、ケガや病気、あるいは何らかの心理的な要素によって一時的に心身の制御力が低下することもあります。
ヨガセラピー(ヨーガ療法)では、そのように心身の制御力が低下した状態であっても、〈その時の自分にできる少しの努力は何か〉に気づいてもらい自分自身に本来備わった内側の力を引き出せるように導き、心身の自由度を高めてもらえるようにサポートしていきます。〈無理はしないけれど楽ではない〉を続けることを促すのも私たち指導者の役割です。
ヨガは、過度の努力は勧めていません。それは苦しみを作り出すからです。ヨガを実践することで新たな苦しみを生じさせては本来の目的から離れてしまいます。かといって努力を放棄することも勧めていません。
安定と快適の両方を一つの肉体で調和させること、力強さを発揮することと力を緩ませること、そのような相反する二つを調和させること、そこに苦しみはありません。実践していく中で経験された方も多いと思いますが、体の制御力が増していく過程でだんだん楽になっていくのを感じることができます。
体の動きは脳で制御するので、体の制御力が高いということは脳の制御力が高いということを含んでいます。これが、ヨガがフィジカル・メンタル両面のメンテナンスに効果を発揮する理由のひとつです。
現在抱えている何らかの不調は(それが不慮の事故などでなければ)、これまでの体の動かし方(あるいは動かさなかったこと)や考え方の蓄積があらわれたものだと言えます。別の表現をしますといわゆる生活習慣ですね。
生活習慣を作っているものはその人の思考ですから、思考が変わらなければ生活習慣は変わりにくいですし、生活習慣が変わらなければ、不調は改善しづらいです。 そこで、ヨガセラピー(ヨーガ療法)はフィジカルエクササイズによって体の制御力を高めながらこれまでの自分の動かし方の癖にも気づくよう促します。そのようなエクササイズによる気づきのプロセスで次第に思考の癖にも気づけるようになります。不調を作りださないような思考へと変化することで生活習慣に変化があらわれます。このように〈自分の力で行動を変化させる〉ことが根本的な解決への道です。
私がこれまで経験した様々なケースで共通して言えることは、心身の課題もそれを解決する力も皆さんの中にあるということです。私たちヨーガ療法士は、皆さんが本来持ち合わせている自分の力を引き出して心身の制御力を高めるお手伝いをするだけです。
当教室にはヨーガ療法士が5人在籍していますが、セラピストがクライアントの考え方を変えさせるのではなく、クライアント自身が自分の体や心の癖に気づいて、より高い制御力を養うことでより自由度の高い自分に変えていけるようサポートします。それには深い知識と高い技術を必要としますが、5千年の歴史を持つ伝統的ヨガを学んだセラピストが常に最善を尽くします。些細なことでもご相談ください。

WHO ヨーガ指導ベンチマーク
木村慧心理事長は2019年2月26日から28日まで、インドのニューデリーで開催された世界保健機関(WHO)とインド中央政府AYUSH省の共催によるヨーガの健康促進に関連する指導基準(ベンチマーク)の策定に参加しました。
15名の世界各国のヨーガ療法指導専門家と共に、ヨーガ療法の指導基準を策定しました。
木村慧心理事長もWHOから招聘され、ヨーガ(療法)指導基準の策定に関与しました。この基準は年内にジュネーブのWHO本部から世界中に公表される予定です。
一般社団法人ヨーガ療法学会HPより

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